代表からのメッセージ
竜真会という教育組織を作った経緯や、私が今後やり抜いていくことを記しています。日頃考えている事などは”代表のブログ”に書き記しています。

竜真会という組織について
代表のゆにこんです。 2020年夏にオンラインコミュニティとして始動して以来、沢山の会員様に支えられて来ました。まずは皆様に感謝を申し上げます。
本記事では、竜真会という組織を運営している目的や、組織の行く末、会員様にどうなって頂きたいのか、組織で日頃から伝えていることなどを、代表としてお伝えしたくまとめました。
人を変えるということ、生きる意味、現代の日本に蔓延している見えない病、現代の日本教育に対する考え、家庭環境などの影響で不可抗力的に不憫な思いをされている方々に対して私が出来ること、私の育ってきた過去や経歴、今生を通して皆さんに伝えていく事を書いていきます。
今現在何か壁に当たっている方や、心の内でモヤモヤを抱えたまま過ごしている方にとっては、前進する上での気付きが得られる事もあると思いますので、最後まで読んで頂けると幸いです。
-本記事の内容-
1 組織運営する上での信念
2 竜真会でやっていること
3 私の過去と経歴
4 さいごに
1 組織運営する上での信念
オンラインコミュニティと名乗っていますが、昨今話題になっている“オンラインサロン”とは少し異なったニュアンスで運営しています。
”サロン”と聞くと、利用することで直接的に有効な情報やサービスが受けられ、サロンの品質が高ければ次々と高品質で高頻度な商品を受け取ることの出来るような、例えるならヘッドスパや美容サロンのようなサービスを私は思い浮かべます。
一方で竜真会が名乗るような“コミュニティ”というのは、人と人が集まって形成される場がイメージされると思います。目的を持って集まった人が価値を作り上げ、その拡大や質の上昇によって受け取れる価値の高い空間となるような、例えるなら漫画“ONE PIECE”の麦わらの一味も、私の中では一つの強いコミュニティだと考えています。
現代ではコミュニティと名前の付く”規律ある組織”が多いように感じます。会社内でのコミュニティや、私も昔関わっていたネットワークビジネス内でのコミュニティは、一貫したマニュアルや常識の中で”上の人と同じ形”になるような人間関係という意味でのコミュニティになっていると感じています。
竜真会を運営する上で私が一番大切にしていることは、これらのサロンや形式的コミュニティという枠に埋まらない『個の魅力を伸ばす空間』を作り上げることです。日本は島国という特徴もあって、昔から周りの価値観に合わせて生きていくという方針が一般的でした。もちろん集団行動においては大きな成果をもたらすのですが、戦後の爆発的な経済発展の勢いに比べると、現状維持というぬるま湯に浸かったまま国の衰退に対して文句を言うことしか出来ない人が多いのではないかと思います。海外諸国では、隣国に負けないように一人一人が全力で動いているため、
その勢いに呑まれようとしている現状もあり、日本の若者は言葉にできない漠然とした不安を抱えながら生きているのではないでしょうか。当然私もその一人でした。
勢いのある国に備わっているのは、”個人が動くパワー”だと思います。自分がどのように生きていきたいか、そのために現状がどのように不足していて、どう動けば達成されるのか。一人一人がそんな事を考えながら動いているため、端から見たら大変そうな外国人労働者の方々も、楽しそうに働いています。要するに、自分の人生に対して主体的で責任を持っているのです。
自分のやるべきことが分からないまま、国や社会の風に流されて恩恵を受け続け、生活できる賃金だけを得るために精神を削りながら働き、たまの余暇を退屈しのぎでSNSなどの娯楽に手をかけ時間を使い、一向に改善しない日本にたいして文句を垂れながら不満げに生活し続ける日本の若者。一方で、自分の人生を改善するためにやるべき事がハッキリしていて、家族と離れながらも国外で出稼ぎをしてお金や人生観を吸収して帰っていく外国の若者。どちらが人生を幸福に、そして主体的に、そして責任を持って、未来のために動いているかと言えば、この答えは聞くまでもないでしょう。
要するに、誰かが作り上げて決まりきってしまった安全なシステムの上で、自分の人生を主体的に生きられていない人が多く、「本当にあなたの一生はそれで良かったんですか?」というのが私が世間に伝えたいメッセージです。
流されて生きるというのは、単に現状維持を生み出すだけではありません。日本では、うつ病が5大疾病に登録されており、それを始めとする精神的に追い詰められた人たちが不幸の道を選んでしまうケースがありますが、私はこれが、日本人が他人に生き方を委ねすぎた長年の負債の結果だと考えています。
周りの正解を自分の正解と置き換えてしまう余り、自分という人間を自分の意思で作り上げることが出来なくなってしまうのです。その結果、他人の命令や感情に逆えず、言われた事こそが苦痛であろうとも自分が取り入れるものだと錯覚して、ストレスを抱えたまま大人になり、解消しきれないまま教育をする立場になって今度は自分が受けてきたことを同じように繰り返す。そしてストレスの連鎖を密度を上げながら繰り返していくのです。
私は医療職業の出身ですが、統合失調症をはじめとした精神疾患は家庭環境によるものだと考えています。定説では、遺伝でもなければ家庭の問題でもないと言われていますが、人間の主体性や意思といった要素を踏まえていくと、これら疾患は人から人へ伝染していくものだと思います。そして、これらの循環を無視し続けた結果、主体性や自らの意思を失ってしまい人生に希望を見出せない若者が増えているのではないか、そう思わざるを得ないのです。
私の使命は、こうした負の循環をゼロにすることです。希望を持ちたいすべての人が、忘れかけていた自らの個性や才能に気づき、一つだけの自分の命を全力で燃やして欲しい。それを実現させるために、世の中では様々な手段で奮闘されている方もいるでしょう。カウンセリングで一人ずつ治療していくことや、医師免許を片手に精神病院に飛び込んで根こそぎ方針を変えていくこともできるでしょう。その中で私という人間が”自分にはこれができる”と思ったのが、関わる人に「自分を生きる」ということに楽しみを見出だして貰うことであり、そのために『個の魅力を伸ばす空間』という信念の元、コミュニティ運営を続けることです。
2 竜真会でやっていること
『個の魅力を伸ばす空間』を作り上げるためには、魅力を伸ばす教育方針とその方法、そして実際に「個の魅力」を発揮している方々がたくさんいることが望ましいと考えています。大人としての賢い生き方を続けながら、子供のような楽しみ方を思い出して、一切のメンタルブロック無しに裸足で駆け回るような、そんな空間を作ってきました。未来に対して漠然とした不安を持ちつつも、”面白い生き方を追求したい”と感じている方々が集まり、個々がチカラと魅力を付け、どんどん面白い空間にしていきたいんです。
「面白い現象」がそこに生まれれば、そこに人は集まります。例えるなら、漫画「ONE PIECE」の大海賊時代のようなものです。面白い生き方がそこにあるなら、諦めている自分を捨てて、自らの海賊旗を掲げて冒険をしてみないか?ということを伝えたいのです。私が先頭に立って竜真会という大きな船の旗を掲げているので、そこで面白い空間を味わって「自らの命にワクワクしてみないか?」ということです。そう動いてこそ「個の魅力」は輝き、伸びると確信を持っています。
ただ、上述したように「個の魅力を伸ばす空間」という媒体を作り上げるためには、私一人のチカラや個性だけでは叶いませんでした。私は主張の表面化こそしなかったものの、同じ信念を自分の中に持ちながら、2020年から恋愛系の教育コミュニティ”竜真会”として、関わる会員様の「個の魅力を伸ばす」ことを第一に考え、そこから生まれる気づきや変化や成果を一つずつ大切に持ち続けてきました。
次章でまとめますが、竜真会での会員様の変化や成果は”多種多様”です。個を伸ばし、未来の若者にこそ影響を与えるような成長をして貰った彼らは、信念や価値観は私の最も大切にしているコアな部分を継いでくれており、表面上に見える成果はジャンルも種類もバラバラなのです。恋愛コミュニティとして始めたものの、教えることの9割以上は恋愛に直接関係のない内容だったからです。
そしてコミュニティ内で彼らが次世代に伝えているエッセンスにも個性が溢れており、誰一人私のコピー版ではなく、まるで「少年時代の彼らがそのままパワフルになった信頼のおける魅力溢れる人間」であり、私が学ばせて貰うことも多く、”教育機関”として最も大切なエッセンスを生み出せたと実感しました。そして同時に、彼らが手放しで活躍している姿を目の当たりにした時、私は「個の魅力を伸ばす空間作りが間違っていなかったのだな」と確信をしました。
コミュニティとは、そこに居る人間の集まりによって価値が形成されます。決まり切ったマニュアルや縛りがそこにあることでは、本来の意味での”人間関係の真価”が生まれることはありません。「個の魅力を伸ばす空間」である各々の信念と、それに伴って人生に対する主体性や楽しみをそれぞれが持ち合わせた結果、システムではなく空間として完成されるのだと考えています。
そして竜真会は、数年間の運営により、私個人のエッセンスを伝えるだけの環境から、それに加えて「個の魅力を掘り起こして独自の成果や生き方に乗った人たち」の集まりへと変化し、真の意味での”コミュニティ”がここに完成しました。
教わることに縛りのある、行動に規制やルールのある、成功に鉄則やセオリーのある、そんな”世の中にとっての当たり前”を取っ払った場所にこそ「個の魅力」は咲くのだと、私がこの環境を持って証明していきます。そしてこの先の未来にもこのエッセンスを広めていきます。
私の焦点は常に、すべての人が迷いなく命を動かし続けられる世の中の実現です。そのために、今日も「面白い現象」をコミュニティを通して生み出し続けます。
3 私の過去と経歴
”組織運営の信念”からお伝えしてきた、私のこうした「核となる考え方」がどのように生まれ、そして大きくなっていったのか、その全貌をお話ししようと思います。
私はごく普通の家庭に生まれ、ごく普通に愛情を込めて育てられ、ごく普通に成長をした子供でした。ただ、周りと違って”周囲の意見を読み取るのが苦手”といった感覚的な違いで悩んだり、夜尿症や身体機能などのコンプレックスが多かったこともあって、周りの意見に合わせながら、大人に怒られないように、誰かに褒められるようなことを意識しながら、学生時代は自分本来の性格を引っ込めて過ごす生き方をしていました。
その中でも自分を嫌いになってしまう引き金がいつも、恋人が出来ないことによる、自分の非力さや同級生と比べたときの劣等感でした。学生時代には異性と交際する環境に恵まれながらも一度も自分に正直になれず、社会人になるまで謂わゆる”モテない男”の代表格として自分を悲劇の主人公にしていました。
そんな私が生き方を変えたのは、社会人2年目になりたての冬でした。仕事で弱ったメンタルを癒そうと通っていたスポーツクラブの、若いインストラクターの女性に激しく恋をしました。当時の私は世間に形を作られた”自主性のない他人軸な人間”だったので、膨大な恋愛感情をその女性に対して抱くことで自分の存在意義を保つようになり、今までのすべての負債をその恋でかき消そうとしました。
しかしその恋が実ることは無く、”いつか外から幸せがやって来る”と受け身になり切っていた私は、その失敗により「自分が生き方に主体性も責任もない人間だった」という現実を突きつけられます。”嫌われたくない”という八方美人な考え方は一転して、”嫌われる勇気を持って自らの人生に責任を持つ”という考えを核とする生き方に変えました。
しかし今まで抑えていた主体性というエネルギーのぶつける場所が最初は分からず、ふいに舞い込んできたネットワークビジネスの話に乗って新しい挑戦を始めることになります。
自分の意思で未来を決められる楽しさや、一般社会の教育に対するアンチテーゼなど、当時の私にとって新鮮味溢れる情報が毎日のように飛び込んできて心が高揚したことを覚えています。ただ、意思決定に慣れていなかった私は、そのビジネスの環境のルールやマニュアルに従う方法しか出来ませんでした。27年間も人に従って自分を作り上げてきた人間が、直ぐに輝く主体性やゴールを見つけることは、簡単では無かったのです。
結局はそのビジネスでも、結果を出そうとしているトップの人間が自分たちの利益が乱れないために、ハミ出しものが生まれないように、個性が飛び抜けた人物などを排除して安定した利益生産組織を作り上げるためのマニュアルを設定していました。そこに属している以上はそれに従うことが第一で、結果を出したければ一挙手一投足を管理されるのです。自分の意思で動けると思っていた気持ちは、縛られる環境への違和感に変わりました。そうして私はネットワークビジネスから離れることになります。
「個の魅力を伸ばす」という考えは、この頃から芽生え始めました。どれだけ自由や個性という表現をしていても、自分個人の利益第一に動いた結果、マニュアル化やトップダウンで人を縛って固定する仕組みになってしまうのだと思います。そもそも、何故私たちは熱意を持って活動するのでしょうか?お金が欲しいからだとしても、そのお金で何をしたいのでしょうか。さらに言えば、お金を使ってやったことで”何を感じたい”のでしょうか。そこが人生の根幹であるはずです。
私がこの人生で全うすることは「生きるとは面白いことである」という価値観を伝達させ続けることです。個性や才能に気づいて希望と高揚感を持った人たちが主体性と責任感を持って動いていくことによって、その人たちの周りにも伝達されていく。そうやって生きることに熱意を持った人が増えたら、日本再興は夢物語ではなくなります。私は本気でその未来を見ています。
そして世の中がそうなった時、皆さんの周りはどのような人たちで溢れているでしょうか。どんな表情をしていて、どんな声を掛け合って、どんな感情を与え合っているでしょうか。
私には親友のように仲の良かった従兄弟がいます。「生きるとは面白い」を遊びを通して教えてくれた兄師匠のような存在でしたが、彼が受けた学校や家庭環境での虐めが原因で輝く個性を見れなくなり、そばで見ていた私も辛い想いをした時期があります。その時に感じた「こんな世の中であってはならない」という強い感情が、現在まで私を動かし続け、紆余曲折しながらも必要な価値観を定めることができ、一つのコミュニティでの伝達に成功するまでに至りました。
趣味はなんですか?と聞かれれば、一般的に出てくる娯楽を答えることはありません。温泉に浸かって頭をボーッとさせることは好きですが、そうやってリフレッシュした頭で「今度はどんな面白い未来を作ろうか」と考えることが好きなので、そう考えれば趣味は”妄想”なのかもしれません。
自分にとっての「面白いこと」を突き詰めた結果、自分にとっての望む生き方や未来に通ずる道を自らで切り開くことができ、関わった人たちに最高の恩返しができるというのが、私が思い描く「最高に面白く主体的な人生の歩み方」です。皆さんが大海原に出るためのに、乗り込む船を作り上げ、信念という名の風を起こしたつもりです。あとは一緒に面白い生き方を追求していく仲間を探していくことが、今後しばらくの私の役目になるかと思っています。
4.さいごに
先述したように、私の方針は「個の魅力を伸ばす」が核となるため、相談内容に対して具体的に一挙手一投足アドバイスをする事はほとんどありません。ですが、記事にまとめてきた「生き方」に通ずる助言や、人間関係やビジネスにおいて包括的に応用できる軸を共有し続けています。その方法は音声によるコンテンツや、テキストにまとめたもの、通話セッションによるものなど様々です。行動と結果に繋がるための”中枢の価値観とワクワク”を共有したら、あとは個性や才能を掘り起こして自走して(私が触れなくても勝手に)結果を出してしまう、という流れがほとんどです。
「彼らに元々能力があったから成果が出たんでしょう?」と感じる方もいらっしゃると思いますが、その通りです。すべての人には才能が眠っており、本人も周りも信じていない能力があります。世の中の指導環境ではそれを信用せず、顕在的な能力値だけを見てその人の良し悪しを判断し、顕在的な能力値が高い人だけにフォーカスして指導し、実績に繋げようとします。しかしそれでは、「個の魅力」には全くフォーカスされていないのです。
竜真会では、すべての人には能力があるという前提で運営と指導を続けています。世の中が否定する事でも、それは才能の原石かもしれません。竜真会はそれを見逃さず、”伸ばす一択”で関わっていきます。なので、結果が出ている会員様は当然ながら「元々能力のある方々」です。この考え方は、皆さんにもこの記事を通して持っていただきたい。
会員様のご活躍は別の記事で紹介させていただいております。是非そちらもご覧ください。
自分の能力を信じられた瞬間から、「個の魅力」は伸びていき、人生が主体的で「面白いもの」になります。竜真会では、自分を信じ切るという能力についても高めて貰っています。